サウスカロライナ州ロックヒル、2025 年 11 月 11 日 – 3D Systems (NYSE:DDD) は本日、Formnext 2025 で展示する光造形 (SLA) ポートフォリオの新製品を数点発表しました。これらの製品は、お客様の多様なアプリケーションニーズに対応し、イノベーションの加速を支援することを目的としています。まず、SLA 825 Dual は、自動車、F1、航空 宇宙 、サービス事業所のアプリケーションを対象とし、造形サイズの拡大と生産性向上を実現する最新の高スループット SLA ソリューションです。次に、ArrayCast™ は金型を必要としないインベストメント鋳造用の最新ソリューションです。エンジニアは金型の初期費用を負担することなく、型や高性能部品を自由に設計、開発することができます。最後に、SLA 材料ポートフォリオの強化では、鋳造およびプロトタイピングアプリケーションの効率化と性能向上のために、Accura® SbF と Accura Xtreme Black を追加しました。当社は製品やサービスの提供方法を変革しようとするお客様をイノベーションで支援しており、これら新テクノロジーの導入は当社のこうした取り組みを明確に表しています。
3D Systems の SLA 825 Dual は、輸送機器やモータースポーツ、航空宇宙・防衛、サービス事業所といった高性能部品を求める業界を対象に、比類のない表面仕上げ、精度、信頼性を提供します。
SLA 825 Dual – 大型フレーム光造形の新しいゴールドスタンダード
3D Systems の新しい SLA 825 Dual は、3D Systems 史上最も先進的な大型フレーム SLA プリンタです。 比類のない表面仕上げ、精度、信頼性を SLA テクノロジーに求めるお客様のために、SLA 825 Dual はそのレガシーを発展させながら、パフォーマンスと生産能力の継続的向上への道を切り開きます。 >輸送機器やモータースポーツ、航空宇宙・防衛、サービス事業所といった高性能部品を求める業界を対象に、3D Systems は高スループット SLA 製造におけるリーダーシップを 40 年近く築き上げてきました。SLA 825 Dual は、20% 拡大した 830 x 830 x 550 mm の造形サイズ、デュアルレーザーアーキテクチャ、ユーザーワークフローの簡素化により、このリーダーシップをさらに強化します。
SLA 825 Dual は、長期的な価値と拡張性を想定し、将来の技術革新に合わせてアップグレードできるように設計されています。3D Systems は、Formnext のブースでケーススタディを発表し、技術デモを行います。
SLA 825 Dual は今すぐご注文いただけます。最初の出荷は 2025 年 12 月に開始の予定です。
ArrayCast では、ワークフローに合わせてランナー、スプルー、エンドエフェクタを設定して鋳造ツリーを簡単にカスタマイズできます。
ArrayCast、鋳造工場のワークフローを最適化し、効率を向上
3D Systems は、3D プリンタ、ソフトウェアツール、造形スタイルを網羅するインベストメント鋳造ソリューションの革新を続け、全体的なコストがワックス金型と同等レベルに達するまでパターン製造の経済性を根本的に変革しました。 さらに、高精度で軽量なパターンを CAD から直接作成できる 3D Systems の QuickCast® ソフトウェアツールは、四半世紀以上にわたり鋳造工場をサポートしています。これにより金型が不要になり、エンジニアは金型の初期費用を負担することなく、高性能部品を自由に設計、開発することができます。本日、3D Systems は、 ArrayCast™ 新しいソフトウェア、ArrayCast™ を発表しました。このソフトウェアでは、ワークフローに合わせてランナー、スプルー、エンドエフェクタを設定して鋳造ツリーを簡単にカスタマイズできます。主な利点は次のとおりです。
- 生産サイクルを最大で 10 倍高速化。 プリント開始前に鋳造ツリーをデジタルで組み立て、手作業によるボトルネックを排除します。
- 手作業の時間を最高で 20 分の 1 に削減。 完全に組み立てられた 3D プリントの鋳造ツリーを使用できます。手作業による接着やワックス溶接は不要です。
- 比類のない一貫性と再現性。 デジタルワークフローにより、ヒューマンエラーを最小限に抑え、すべてのツリーが確実に正確な仕様を満たします。
ArrayCast は、3D Systems のポリマープリントプラットフォームに不可欠な 3D Sprint® ソフトウェアを通じて、アドオンとしてすぐに利用できます。
Accura SbF はアンチモンフリーのため、さまざまな鉄系および非鉄系の高性能金属の鋳造に適した QuickCast パターンのプリントに最適な材料です。
Accura SbF、高性能金属の鋳造に優れた寸法安定性を実現
3D Systems は、インベストメント鋳造ポートフォリオの増強のため、新たに Accura SbF を導入します。この最新の SLA 鋳造樹脂は、アンチモンフリーのため、ニッケル基超合金やチタンなど、さまざまな鉄系および非鉄系の高性能金属の鋳造に適した QuickCast パターンのプリントに最適な材料です。Accura SbF を使用した QuickCast® インベストメント鋳造パターンのプリントは、高速、パターンの寸法安定性の高さ、残留灰分が少なくバーンアウト成功率が高いといった特長があり、インベストメント鋳造ワークフローの効率化につながります。また、Accura SbF パターンは弾性率も高いため、後処理、パターンの組み立て、シェル化の際の剛性が最適です。
低粘度で高速ドレインの液体樹脂と硬化パターンはどちらも安定しているため、費用対効果の高い予測可能なワークフローと鋳造結果を実現するには大きなメリットです。SLA 825 Dual を含む 3D Systems の高度な SLA プリントテクノロジーと 3D Sprint ソフトウェアに Accura SbF を組み合わせることで、業界をリードする完全文書化された QuickCast プロセスを通じて、大型軽量で扱いやすい鋳造パターンを迅速に作成できます。
Accura SbF は、今すぐご注文いただけます。
Accura Xtreme Black は、スナップフィットコンポーネント、頑丈な筐体、家庭用電化製品などの難易度の高いアセンブリで優れた耐久性を発揮します。
Accura Xtreme Black、堅牢かつ信頼性の高い部品で効率を向上させ、プロトタイピングワークフローを最適化
3D Systems は、Formnext 2025 で、形状、適合性、機能用途向けに設計された高性能プロトタイピング樹脂、Accura Xtreme Black を展示します。この材料は、スナップフィット部品、頑丈な筐体、家庭用電化製品などの難易度の高いアセンブリで優れた耐久性を発揮します。Accura Xtreme Black を 3D Systems の SLA テクノロジーと組み合わせると、ABS などの熱可塑性素材の CNC 加工に代わる実用的な手段となります。深い黒色は成形品の美観を忠実に再現し、低粘度の配合は造形品質を高め、仕上げを簡素化します。また、シャープなディテールと寸法精度により、高精度な仕上がりが保証されます。 強靭な機械的特性と歪みのない適度な温度耐性を備えた Accura Xtreme Black は、SLA に最適な多機能樹脂です。
Accura Xtreme Black は今すぐご注文いただけます。
「当社の光造形ポートフォリオに加わったこれらの次世代テクノロジーは、お客様のイノベーション促進に役立ちます」と、3D Systems の製品担当バイスプレジデントでテクニカルフェローでもある Marty Johnson は述べています。「新しい SLA プリントプラットフォームと QuickCast ソフトウェアの新しい造形スタイルを含むこれらのテクノロジーは、業界をリードする当社のポリマープリントソリューションをさらに強化します。SLA 分野で 40 年近くリーダーシップを発揮してきた当社は、積層造形の可能性の限界を広げ続けています。ポリマーおよび金属ソリューションをはじめ、より良い未来に向けて製造業を変革し続ける当社の包括的なソリューションポートフォリオを私は誇りに思います」
3D Systems は、Formnext 2025 (11 月 18 日~21 日、ドイツのフランクフルトで開催) のブース (ホール 11.1、ブース D11) で、ポリマーおよび金属積層造形向けソリューションのポートフォリオの一部として、これらの製品を展示します。さらに、当社のソリューションは次のカンファレンスプログラムでも紹介される予定です。
- 垂直タービンポンプのオンデマンドスペア部品:産業用積層造形のケーススタディ (11 月 18 日、午前 11:10~11:30、アプリケーションステージ、ホール 11.1、ブース E69)
- 笑顔のエンジニアリング:複合材料モノリシックジェット義歯ソリューションの力 (11 月 19 日、午後 0:00~0:20、アプリケーションステージ、ホール 11.1、ブース E69)
- 鋳造工場のワークフローを最適化し、効率を向上させる斬新なソフトウェアツール (11 月 19 日、午後 2:00~2:15、テクノロジーステージ、ホール 12.1、ブース B49)
- チューリッヒ工科大学のスイスループチーム:積層造形を使用した金型でハイパーループイノベーションを推進 (11 月 20 日、午前 10:30~10:50、アプリケーションステージ、ホール 11.1、ブース E69)
- 時代に合わせた歯科機器の製造 (11 月 20 日、午前 10:30~10:45、テクノロジーステージ、ホール 12.1、ブース B49)
詳細については、 当社のウェブサイトをご覧ください。.
将来の見通しに関する記述
このリリース内の記述のうち、過去または現在の事実に関する記述以外は、1995 年の米国証券民事訴訟改革法の意味における将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述には、既知および未知のリスク、不確実性、およびその他の要因が含まれており、当社の実際の結果、業績、または成果が、過去の結果、またはそのような将来の見通しに関する記述によって明示または暗示された将来の結果または予測と大きく異なる可能性があります。多くの場合、将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「はずである」、「推定する」、「意図する」、「予期する」または「予定である」などの用語あるいは類似用語の否定形により特定できます。将来の見通しに関する記述は、経営陣の信念、仮定、および現状の期待に基づくものであり、ビジネスに影響を与える事象や傾向に関する当社としての信念や期待を含む場合もあり、必然的に不確実性を伴い、多くは当社で管理できる範囲を超えるものです。3D Systems の米国証券取引委員会への定期提出書類の見出し「将来の見通しに関する記述」および「リスク要因」に記載されている要因、およびその他の要因により、実際の結果は将来の見通しに関する記述に反映または予測された結果と大幅に異なる可能性があります。経営陣は将来の見通しに関する記述に反映された期待が妥当であると確信していますが、将来の見通しに関する記述は将来の業績や結果を保証するものではなく、またそのような保証の拠り所とすべきものでもありません。また、将来の見通しに関する記述は、必ずしもそのような業績や結果が達成される時期を正確に示すものではありません。記載された将来の見通しに関する記述は、記載日時点のものです。3D Systems は、将来の展開、その後の出来事または状況あるいはその他の結果にかかわらず、経営陣によって、または経営陣に代わって示された将来の見通しに関する記述を更新する、または見直す義務を負いません。
3D Systems について
約 40 年前、Chuck Hull が抱いた好奇心と製品の設計・製造方法の改善に対する意欲が、3D プリンティング、3D Systems、積層造形業界を生み出しました。以来、その情熱に突き動かされた 3D Systems のチームは、お客様と共に業界のイノベーションのあり方を変える努力を続けています。総合的なソリューションパートナーとして、3D Systems は医療や歯科、航空宇宙・防衛、輸送、モータースポーツ、AI インフラストラクチャ、耐久消費財などの高付加価値市場に、業界をリードする 3D プリントテクノロジー、材料、ソフトウェアを提供しています。各アプリケーション固有のソリューションは、より良い未来に向けて製造業を変革するという共通の目標を達成するために努力する当社従業員の専門知識と情熱によって実現されています。当社の詳細については、 www.3dsystems.com. をご覧ください。